[転職]熱意を伝えれば未経験でもいけるかを実行した話

[ 最終更新日 01.06.2022 ]

誰しも本当はやりたいことがあるんだけど、未経験だしどうせ無理だろうな、などの理由で踏み出せないなんてことはありませんか?結果はどうあれ、踏み出せずに動きたいけど動けないという方の背中を少し押せればと思います。

悩んだら応募してみる

デザイナーとして仕事をしている僕ですが、デザイン職種の中ですごい好きだけど実務は未経験のとある職種Aがあり、仕事として職種Aをやっていきたいと意気込んでいた時期がありました。しかしあまり公に求人募集を出さない職種でもあるので半ば諦めていたところがありました。

あるとき、いちばん気になっていた会社が募集していたのです!しかも普段見ないサイトで偶然にも見つけたのでこれは運命だ!と感じ応募するしかないと思いました。そこで応募条件を確認したところ、

経験3年以上の実務経験がある方

という条件がいちばん初めに書いてありました。想定内のことでわかりきっていたので特になんとも思いませんでした。それにデザインの仕事なんて新卒採用でもなきゃそりゃそうです。自分は当時紙媒体のデザイナーは9年の経験がありましたがAはデザイン業ではありますがプライベートでちょこちょこやってるくらいで実務は皆無でした。しかし諦めきれない。どうせなら応募してダメならダメとすっぱり諦めようと考え、僕は応募することにしたのです。

未経験だけれど、職種Aの知識やそのことに対しての熱い気持ちは持っているし、もし働かせていただけるなら努力し力をつけていきたいなど、そういったことをぶつけたい。デザイナーですから、オリジナルの履歴書と職務経歴書で思う存分デザインして今やってる仕事は真面目に取り組んでいることややる気をアピールしようと思いました。

PDFでディスプレイでもプリントしても見やすさが変わらないようデザインし、自己PRも熱い想いを書き連ねました。僕はデザインをしている上で職種Aがあるお陰でデザインという仕事ができている。感謝している。だから自分は使う側ではなく作る側にのような、よくある定型文の文体など使いませんでした。自分の伝えたいことを簡潔に書きました。そして願いを込めつつ応募をしました。

書類選考はどうだったか

1週間後だったでしょうか。
その会社からメールが届きます。ドキドキしながら開封しました。

結果は書類選考突破でした!

未経験ながら熱い想いを書き連ねたことがおそらく功を奏しました。内定もしていないのに内定したかのように本当に嬉しかったです。面接という難関が待ち構えていたのですが、そこでも熱く語ろうと思いました。なんせ未経験なので実務の話ができないので、知識やなぜそれが好きなのか、毎日考えているなど、そういうことをどう展開するかを考えました。

面接は雑誌とかでたまに目にするデザイナーの方が現れました。とある職種A専門のデザイン会社で従業員は当時全員で6人でした。

まず最初にその方が熱い文章でとりあえず会ってみたくなりましたと言ってくださいました。熱い想いを自分の言葉で伝えることの大事さを痛感しました。さらには未経験ということを承知でお忙しい中こんな僕と会ってくれるなんてこれ以上のことはないと思いました。

1時間半ほどどういう仕事で一日何をしているなど詳細な話をしていただき、僕は僕でやる気となぜ好きでなぜやりたいのかを伝えました。

面接結果

しかし2週間後きた結果はダメでした。一次通過にはなりませんでした。理由はハッキリと書かれていました。他に受けた経験者たちを二次面接に進めることにすると。やはり今の現状を考えると即戦力を求めてしまった。申し訳ないけれどこの度はすみませんのようなことでした。しかし不思議と清々しい気持ちになりました。お会いしてくれただけでも僕は嬉しかった。職種Aの中ではかなり有名な方で作品はあの世界的な企業のサイトにも使われていますし、そんな方とお話しさせていただいたということでもう十分でした。

悩んだら応募すべし

結果は書類選考突破で終わってしまいまいましたが、熱い気持ちは伝わったわけです。これはあくまで一例ですので、全部が全部というわけにはいきません。タイミングや人など色々な条件があります。タイミングによって二次面接、内定と行ける可能性もありますし、そうはいかないこともあるでしょう。

しかし、僕が言いたいのはそういうことはあくまで実行した後のこと。うまくいくもいかないもやるしかないのです。

是非、熱い気持ちがあるけど踏み出せずに悩んでいるそこのあなた!やりましょう!動きましょう!どっちに転がっても心は清々しくなり、経験となり次に繋がりますよ!一度きりの人生です。是非行動を!その熱い気持ちはあなたの最高の気持ちであり、原動力なのです。大切にしてくださいね。

Posted by
pono

制作会社でデザイナーとして勤務しています。綺麗にすること、整えることが好き。大人数が苦手。