最近のフォント関係のニュースまとめ|フォントニュース 2022年0206号

FontNews01

[ 最終更新日 02.07.2022 ]

フォント関係のニュースは意外と毎週あることに気がつきまとめていくことにしました。今回は初回につき、どうまとめていこうかほとんど決まっていない中で記事にしています。あくまで「フォント・書体関係でこういうことがあったよ!」と言うことを伝えるものですので、詳しい内容は元記事に行って確認してください。

モリサワ リムコーポレーションの吸収合併を発表

​モリサワが、株式会社リムコーポレーションを2022年2月1日付で吸収合併することを発表。リム社に関しては、偶然にもグラフィック社発行の「もじモジ探偵団」の本を読みビットマップフォントを制作している会社だと知りました。モリサワさんは書体制作会社としても、いろいろなことができる企業になっていっていますね。

自分らしいフォントを自由に楽しむ世界「MOJICITY (もじシティ) 」がオープン

実験仮想都市『MOJICITY(もじシティ)』とは

「もじと もっと じゆうに」をタグラインに掲げるフォントメーカー、フォントワークス社は世界中の人と人、人と情報、人と作品の距離を縮めることに貢献して参りました。

この度、さらにより多くの方々に文字・フォントを身近に感じ、楽しんでいただけるように、「自分らしいフォントを自由楽しめる世界をつくる」実験仮想都市『MOJICITY(もじシティ)』をスタートいたしました。
このMOJICITYは、皆さまにフォントワークスの開発途中のアプリケーションや取り組みに触れていただくことで、開発・成長・発展していく仮想都市です。
フォントワークスでは“遊び”から生まれる「アイディア」と“研究”から生まれる「エビデンス」に今後より一層注力し、フォントをより自由に楽しめる世の中を実現して参ります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000024605.html
MOJICITY

フォントワークスが、自分らしいフォントを自由に楽しむ世界として、実験仮想都市「MOJICITY(もじシティ)」をオープンしました。

サービスの一つである「AI JIMOJI」は、手書きした文字をAIがその書き方を真似て、自動的に文字を生成すると言うものです。さらに生成した文字はPCにインストールして利用することが可能というなんとも時代が進んだ感じがします。たまたま先日仕事でやたら手書きの文字を使いたいと言う担当者に当たりまして、このサービスを知っていたなら使っていたところです。

富士通の新コーポレートフォント和文にモリサワのUD新ゴが採用

富士通 UD新ゴ

和文のコーポレート書体を制定している企業は知っているところでソニーとサントリーと他にどこかありますかね。確かうる覚えですけど、富士通は英文は独自のオリジナル書体持っていたような?間違っていたらすみません。ソニーの方が制定書体を開発したときに講演を行なっていてそのとき話していましたが、「社員にはなかなか浸透しない」というようなことを言っていました。

株式会社 光伸プランニングが、砧書体制作所の事業を継承

もしもじ

砧書体といえば「丸明」じゃないですか?2000年代中期ごろ、頻繁に見ることが多くなり事務所の社長もすぐに購入していました。それくらい惹きつけられる書体です。今では砧フォントはAdobeフォントにて使用することができるので契約している方はぜひ使ってみてください。

光伸プランニングさんは、サイン・ディスプレイの会社なんですね。なるほど、文字とはとても縁がありそうですね。しかも、砧書体制作所代表の片岡さんは光伸プランニング代表取締役の原さんの義父だとか。そう言うことでもあるんでしょうね。

『デザインのひきだし』の人気連載。 『もじモジ探偵団』発売

もじモジ探偵団

生活をしていて気になった文字を調べ上げることをテーマにした本です。今少しづつ読んでいます。個人的には調べられないようなことも、とても詳しく調べておりまさに文字の探偵。それぞれのテーマは読みやすく、簡潔にまとめられています。いずれレビュー記事を上げようと思っていますのでお待ちください。


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Posted by
pono

制作会社でデザイナーとして勤務しています。綺麗にすること、整えることが好き。大人数が苦手。