求人内容が現実と違う?退職した会社が求人出してたので実際と照らし合わせてみた。

入社した後、面接で色々聞いて納得して入社したにも関わらず、
聞いていた話と違うと感じたことはありませんか?
以前いた職場がそうだったのですが、求人内容と面接で聞いていたことと全く違う環境でした。辞めた後に出された求人の内容を見るとさらにパワーアップしていてある意味必死さが伝わります。

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その会社を選んだ理由。

A社とします。この会社は中小企業の印刷系の制作会社です。
自分がそれまでやってきたことを生かせること、今後のことを考えるととても魅力的な業務内容でした。

社内の環境も気に入り給与も前職より少し上がるのも決めたポイントの一つでした。規模は50人未満で平均年齢は40以上。ちなみに印刷系紙媒体の会社は平均年齢が高いです。一般向けの広告やツールをやっているような会社は若い人は応募するでしょうけど、一般の人が見ないインナーツールや関係者向けの印刷物を制作している会社はまず若い人はほとんど応募してきません。

求人内容と現実の比較

求人の内容と照らし合わせていきます。
書き方は変えてありますがニュアンスは変えていません。
ちなみに疑問点は面接・内定承諾前に質問し、全て解消した上で承諾し入社しました。

ちなみに僕が違和感を覚えただけであって、そういう環境で腰を据えて働きたいという人もいると思うので、決して会社が悪いということではありません。ただ、求人内容を脚色し過ぎだということを記事にしています。

では、どう違うかを見ていきましょう!

“グラフィックデザイナー募集!”だったのに。

デザイナー募集ということでもちろん「デザインをやってもらいます」ということで入社したのですが、実際はオペレーション業務が8割〜9割でした。初めの頃は慣れるためにやっているのかなと思っていましたが、まさかそれがメインだったとは驚きです。単純な作業のため、オペレーターの気分に。作業はとても楽でした。こういう環境を羨ましがる人はいるでしょうけど僕には苦痛でした。デザイン業務もあるにはありましたが、同じフォーマットのものを作り替えるというものでしたので、これもほぼ単純なものでした。

※オペレーション業務:指示されたことを的確に仕上げていく。デザインをすることはない。

“企画提案が強みです”ってなんだったんだろう。

企画も何も単なる流れ作業のような現場で、お客さんから来るデータを使ってひたすら作業という物が多く、企画という言葉すらない知らない、そういう概念がない人たちだったように思います。

“経験豊富な社員たちが待っています”ってどこにいたのだろうか。

その会社の中での経験が豊富でした。はっきりってしまうと井の中の蛙社員だらけで、かなりの時代遅れを感じました。新しい情報など興味もなく、同じ繰り返しの毎日を行なっているだけでした。

“ノウハウを蓄積”ってどういうことを指していたんだろう?

他にデザイナーが2人在籍していましたが、知識は10年前くらいで停まっていました。新しいことに相当疎く、デザイナーなのにデザインの知識や情報をほとんど持っておらず、名ばかりデザイナーでした。

“指示を待つのではなく、意欲を持って自ら考える”って。

ほぼ全社員に言い聞かせた方がいいのではと思えることでした。まぁ、ルーティンの仕事なので、繰り返しのことをやるだけだから特に考えなくてもできますからね。

“営業とポジティブな会話”って仕事の話で?

営業はほぼクライアントの伝書鳩状態だったので、提案は一蹴されることしかありませんでした。営業は自分の仕事さえ終わればいいという感じで、提案はめんどくさかったんじゃないでしょうか。

“給与は考慮します”って入れなくちゃいけないのかしら。

これはどの求人にも書いてありますが、制作系の会社ってほとんど考慮されることってないような気がします。僕は中小企業しか経験がないので、大手のではどうなのか知りません。

今回はえらく高い金額で釣っていて思わず笑ってしまうほどでした。A社はちなみに年齢経験関係なく、最低金額からスタートすることになっています。

なのになぜここを選んだからというと仕事が多く残業時間も平均30時間以上で残業手当がフルに出るので、それで稼いでやろうという魂胆だったんですが、仕事が楽すぎてとても残業なんてできませんでした。なのに、社員たちは明らかに仕事がないのに残業をするという謎の会社でした。後々分かったのですが「生活残業」をしていたとのこと。それで平均30時間って言われても。

制作会社はみなし残業にして給与に残業代が含まれている場合がが多いので、残業代フルってなかなかないんですね。A社は基本給が少ないから、残業しないとかなり少なかったので気持ちはわかりますが。

“有給休暇”はきちんと説明が欲しかった

働き方改革関連法によって年次有給休暇の確実な取得が義務化されました。伴い、A社はお盆や夏季休暇を有給扱いにして、この取得義務を果たすために有給の5日間を強制的に正月休みとお盆休みに使われます。よって1年経って有給休暇が10日発生しますが、-5日されるので5日分になってしまいました

今までこういう会社にはいたことがなく入った後知りました。新しい求人にも夏季休暇・年末年始休暇・有給休暇と分けて書いてあるし、詳細に書いておいて欲しかったですね。転職者は皆困惑していました。

“制作物の品質管理を実施”とは?

いちばん嫌だったのがこれです。作り上げる制作物のクオリティがものすごく低い。面接時に見せてくれたものはなんだったんだろうかと。そしておまけにデータも汚い。クオリティの高いものを作る人はデータも綺麗です。そういうところからいい加減だなーと感じてしまうこともしばしば。

辞めてからわかるが求人内容は当てにならない場合もある

ざっくりですがこんな感じです。脚色している部分が多く、読んでいて笑ってしまいました。A社としては嘘を記載しているわけではないんでしょうけど、元社員としては嘘としか思えない内容が盛り沢山でした。

A社は大手求人サイトを使って募集しています。恐らくですが求人サイト側のライターさんが取材をし応募したくなるような文章にしているのでしょうけどね。

知り合いに読ませたら「金もいいしすげー働いてみたい!」と言っていましたし、自分より先に辞めた同僚にも読ませたら「こんないい会社だったら辞めていませんよ」と笑っていました。それくらい現実とはかけ離れた内容なのです。

平均年齢高めの印刷系制作会社はどこも同じようなものかも

社員が高齢化し、世の中の流れに乗れていない明らかに時代遅れの会社になっていました。そこに危機感を感じているのは確かで、少しでも若い人を入れようと努力しています。ほとんど若い人からの応募がないにも関わらずやっと応募があり入れても、こういう会社は入れるだけ入れてそれで終わってしまいます。デザインは質が低い、特に面倒も見ないので放っておかれる、おまけに環境は時代遅れ、そうなると「ここにいたらやばい!」と危機感を感じすぐに辞めてしまうのです。

僕が入る前に20代の女性デザイナーと営業がいたらしいのですが、半年も持たずに辞めていました。「根気がない!」と60過ぎのおじさまが話してましたけど、そういうことではないんですよね。

ですので、20代〜30台前半の方はこういう会社は後悔することになりかねないので注意が必要です。

ちなみに僕は1年ちょっとで辞めました。まぁ、人としては悪い人はいないんですけど、仕事との向き合い方でしょうか、その辺が甘いのかもしれません。

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