
[ 最終更新日 11.22.2021 ]
2019年11月8日の公開から異例の大ヒットで話題沸騰中の映画、すみっコぐらし「とびだす絵本とひみつのコ」を夫婦で観てきました。子ども向け映画かと思いきや、一緒に行った夫も感動してしまうほど、大人が観ても心に響くものがある温かい作品でした。簡単なあらすじと感想、上映中の劇場、注目のグッズについてまとめましたので、よかったら参考にしてください。
映画概要 あらすじとナレーション
隅っこが大好きな「すみっコぐらし」はサンエックスが産んだキャラクター。映画にはしろくま、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ、そしてざっそうやエビフライのしっぽ、たぴおかなど、おなじみのキャラクターたちが登場します。
ある日すみっコたちは喫茶店の地下室で、古びた一冊の絵本を発見します。みんなで絵本を眺めていたところ、突然絵本の中に吸い込まれてしまいます。絵本の世界で出会ったのは、ひとりぼっちの小さなひよこ。寂しそうなひよこのおうちを探すために、すみっコたちは物語の世界へ冒険に出掛けます。
- ナレーション 井ノ原快彦(V6)、本上まなみ
- 主題歌 原田知世「冬のこもりうた」
切なくて泣けてくる…男性も夢中になる「健気さ」
それでは、ネタバレにならない程度に感想を少しだけお伝えします。
SNSでも「感動する」「泣ける」と話題になっていますが、たしかに、小さなすみっコたちがひよこのために健気にがんばる姿には胸を打たれます。ひよこにシンパシーを感じて、心を一つに協力し合うすみっコたちを見ていると、自然と応援したい気持ちが湧いてきます。子どもはもちろん、社会の荒波に揉まれた大人が観ると、その感動はひとしお。心が洗われます。
そして作品の最後のシーンでは、ひよことすみっコたちのたしかな絆を感じ、温かい気持ちに包まれます。作品のキャッチコピーとなっている「きみも、すみっコ?」という投げ掛けが静かに心に響いてきます。
ナレーション以外は字幕のみというのも良かったと思います。キャラクターが話しているのを聞いて「思っていたのと違う……」となったら世界観に入っていけなくなってしまいますよね。イノッチと本上まなみの優しい声がいい味で、癒し効果抜群でした。
一部の劇場では男性限定上映が行われるなど、男性も夢中になっているようで、一緒に観に行った夫も大満足の様子でした。すみっコぐらしの魅力は、「すみっコ」であるがゆえの日本人的な「奥ゆかしさ」や「健気さ」、主人公になり切れない「歯痒さ」のようなものが、共感を呼ぶからではないでしょうか。
映画すみっコぐらしの上映場所は?
「早速観に行こう!」と思い上映中の映画館を探された方はお気づきかもしれませんが、公開している劇場が意外と少ないです。
東京だとつい最近までは丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、イオンシネマ板橋、T・ジョイPRINCE品川、MOVIX亀有、イオンシネマシアタス調布、イオンシネマ多摩センター、イオンシネマ日の出、イオンシネマむさし村山の9カ所のみでの公開でした。丸の内と新宿以外はアクセスがいまいちかもしれません。
その後人気に伴って上映される劇場が少し増え、2019年12月20日からはTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ上野でも観られるようになりました。年明け以降も順次公開する劇場が追加になっていくようですので、近くの劇場が加わるかチェックしてみてください。
映画の限定グッズはどこで買える?
最後に、気になるグッズについてお伝えします。
残念ながら映画館ではグッズ販売がありません。限定店舗のみで購入可能ですので、サンエックスのウェブサイトに掲載されている店舗リストをチェックしましょう。都内だと東京駅のすみっコぐらしショップや、原宿・吉祥寺・東京スカイツリータウンソラマチ・池袋にあるリラックマストアで購入できるようです。ひよこの手乗りぬいぐるみが欲しい…
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まだまだ公開中 劇場へ急げ!
上映する劇場が増えており、まだまだ人気は継続中。あなたもこの冬、すみっコの映画でほっこりした気分になってみてはいかがでしょうか。
おまけ情報。映画公式サイトで「ラッキーすみっコ占い」ができます。私の診断結果は「ひよこ」でした。皆さんもぜひ試してみてください。
※この記事は2019/12/21時点の情報です